死後はなんともかんとも

首相が靖国神社に参拝したことがニュースの一面になっていた。
この問題に関しては学者や政治家、多くの議論がかまびすしいが、どの人も歴史の延長として存在する現在の問題、すなわち生きている我々の問題として論じていることは共通しているように見える。
すなわちいかなる論者もその立脚点は、生者からの場所にしかない。

祀られている戦犯や兵士、祀られていないその他の多くの犠牲者たち、当の死者たちはこの有様をどう見ているんだろうか、とふと思う。