カイジ感想

 映画版カイジ、すげーおもしろかった。原作の「限定ジャンケン」「地下王国(チンチロは無し)」「鉄骨渡り」「Eカード」を元にした話になってました。いっしょに行ったカイジ未読者の感想は「ハラハラドキドキの連続だったね」でした。ジェットコースタームービーみたいな感じで見てたのかな。僕含め既読者は、鉄骨渡りをビール片手に「これぞセーフティー」と言いながら見ているような悪趣味な鑑賞者でしたが、けっこう手に汗握ってしまいました。
 「ざわ…ざわ……」もちゃんと出てきます。カイジファンは十分、そうでない人もそこそこ楽しめる形になっていると思います。しかし藤原竜也があれほどダメ人間キャラがはまるとは思わなんだ。地下王国でビールの誘惑に屈するところは実に名演技。R指定がかかってないことから想像できるように、Eカード編で賭けられるのはアレではなくお金ですし、その後に利根川がやるアレもないので子供が見ても大丈夫です。