助成をいただいている研究会のフォーラムで発表します。
会場は東京ですが、ガラナや嗜好品などに関心ある方、良ければどうぞおいで下さい。
今回のフォーラムは、2010年度の助成研究の発表会を午前中に行い、午後には記念講演・総合討論を行います。特に、記念講演は加藤秀俊先生、総合討論は世界の嗜好品に造詣の深い専門家に参加いただいて、時代と大陸を縦横に飛び越え、さまざまな角度から「微妙な差異へのこだわり」をテーマとする嗜好品文化論を展開します。
●日時 平成23(2011)年5月21日(土)10:00〜16:30(開場:9:45)
●場所 浜離宮朝日ホール・小ホール(東京築地)
●入場無料(要申込み)
●プログラム
2010年度助成研究口頭発表
生駒 美樹(東京外国語大学大学院総合国際学研究科)
「茶生産が創り出す社会 ─ビルマ(ミャンマー)ナムサン郡パラウン人社会を事例として」
梅原 裕香(武庫川女子大学大学院生活環境学研究科)
「カラオケの世代差・性差・地域差における嗜好性の分類」
張 慶在/ジャン・ギョンゼ(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院)
「アイヌ民族におけるタバコ ─文化史的研究」
成澤 徳子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「ザンビア・農耕民トンガの子供から老人までが愉しむ酒『チブワントゥ』とその飲酒文化に関する研究」
安井 大輔(京都大学大学院文学研究科)
「炭酸飲料ガラナの比較社会学的研究」
記念講演
加藤秀俊(中部大学学術顧問)「自由の逆説」
基調報告
井野瀬久美恵(甲南大学教授)「嗜好品 ─微妙な差異を愉しむ─」
総合討論
前川健一(ライター)
梅崎昌裕(東京大学医学系研究科教授)
井野瀬久美恵(甲南大学教授)
栗田靖之(国立民族学博物館名誉教授)
藤本憲一(武庫川女子大学教授)
●その他 嗜好品文化研究会発行の書籍等を展示販売