エスノグラフィー読書会


 先月から僕の仲間が開いているエスノグラフィー読書会のお知らせです。4月26日に第2回があります。よければみなさまどうぞお出でください。


―世界を記述する方法としての民族誌の可能性を考える読書会―
エスノグラフィー・レビューバトル


 エスノグラフィー――民族誌民族誌的記述 のあり方について議論し、その可能性を探ることを目的とした読書会を開催します。課題図書の輪読ではなく、自分の読んできた本をレビューし紹介する「バトル」形式で行います。多くの民族誌を読む機会を得るとともに、他の参加者に向けて紹介することでその民族誌の魅力を捉え直し、また「民族誌」そのものついての多角的な議論に発展させるという狙いももっています。
 文化人類学社会学分野の方はもちろん、民族誌民族誌的記述、根本的な記述のあり方、また「バトル」形式の読書会にご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。オブザーブも歓迎です。


形式:ビブリオバトル」方式
 各人がテーマに沿った民族誌を持ち寄り、その内容や魅力を他の参加者に向けて指定時間(5分)内に紹介します。質疑応答(5分)ののち、どの本を最も読みたくなったかを投票で決定します。


日程: 4月26日(土) 15:00〜
場所: 京都大学総合人間学部棟1階1103号室
    http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_ys.htm
テーマ: 「旅・探険・冒険」

連絡先:
 安井大輔(京都大学文学研究科社会学専修)
 hs0130yd@yahoo.co.jp
 参加ご希望の方は、お手数ですがお名前・ご所属・お決まりでしたらレビュー予定の本、の情報を付記して上記までご連絡ください。会の詳細に関してもどうぞお気軽にお問い合わせください。


備考:
1.「バトル」の形式の詳細に関しては以下をご参照ください。
ビブリオバトル2007』 http://biblio.sblo.jp/


2.参考図書

広い意味での「エスノグラフィー」をさまざまな観点から紹介・解説しているガイドブックです。紹介する民族誌の選定にあたって参考になるかと思います。


3.「エスノグラフィー」「民族誌」の定義は参加者各人にお任せします。説明可能であればどんな拡大解釈も結構です。


4.第1回の記録として、紹介者と紹介された本のリストがあります。また5分間のプレゼンテーションはビデオ録画してあります。ご覧になりたい方はどうぞご連絡ください。


5.お気軽に来ていただきたいのですが、やむを得ず時間・場所を変更する場合があります。オブザーブをご希望の方も事前に上記アドレスまでお知らせくださると確実です。