2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

何が罪で何が罰か

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)作者: ドストエフスキー,工藤精一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1987/06/09メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 197回この商品を含むブログ (206件) を見る罪と罰〈下〉 (新潮文庫)作者: ドストエフスキー,工藤精一郎出版社/メー…

さあ、ろくでもないことを考えるぞ

昨日国民クイズ (上巻) (Ohta comics)作者: 杉元伶一出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2001/07/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 83回この商品を含むブログ (65件) を見る国民クイズ (下巻) (Ohta comics)作者: 杉元伶一出版社/メーカー: 太田出版発…

カフカはいいな

掟は死の際にもう一度問うた。 「ストレートな悪意と捻じ曲がった善意。どちらが良いか」 分かりやすい見た目のわりに複雑な性格を有する「彼」は、「誰も俺のことを理解[わか]っちゃいない」と泣き叫ぶものの、掟の質問には答えられない。解は彼にはわかり…

本が出ましたワーイ

ぼくも学生時に一部原稿を書いた本が出版・販売されています。 『大学生の学び・入門』(著者:溝上慎一・有斐閣アルマ)という本です。 大学生の学び・入門―大学での勉強は役に立つ! (有斐閣アルマ)作者: 溝上慎一出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2006/03/0…

尾も白い

ある随筆に「何となくたぬきたぬきしている」なんて表現があって大変感じ入ると同時に気に入った。こんな形容をできる人はそういるもんじゃない。

名づけ得られた瞬間おそろしさであることをやめるそれとは何か

人には、という主語からはじまるテキストはたいていの場合、そのあとに続くもろもろの述部に対する実感を「(ひとごとではなく)まさにそのもの自身」としてもてる主体、つまりはおのれのことを主部にしているわけだが(要するにぼくにはということだ)、と…

目がっ!めがぁあああ

本で調べ物をしていて、ふとディスプレイを見やればサッと飛び去る虫っぽい影。スワ飛蚊症か!と思いきや、プーンとこちらに飛んできた。なんだ、本物かよ。 ・ある後輩とのやり取り −立食会場にて 「先輩、ほかの先輩たちはどうして食べてるばっかでこっち(…

一言主其ノ二

たいがいの人間よりも書物のほうが面白い。

枯淡への道

四月になった。何か楽しい嘘をつこうと思っていたのだけど一つも思いつかなかった。ま、いいか。こういう年もあるだろう。 ところではなしはまったく変わるが、若者はいくつから若者でなくなるのだろう? 早く「最近の若いものはまったく!」と言える身分に…