[rakuten:book:10857377:detail]
- 作者: ハグキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
以前の寮時代に、紹介されたとき寮生内では絶大な支持を受けていたものの、「なんでこんなんがアフタヌーンで連載されとんねん(怒)」とのたまうほど、僕にはこの作品のすばらしさが理解できていなかった。今となっては己の不明を恥じるばかりである。いまさらながら言わせてもらうけど、これはすごいぞ。榎本俊二の作品ですらくどいと言う某氏が「理屈ばかりのものはもういい。マンガはこういう衒いのないのが一番いい」と評していた心髄がやっと分かるようになった。考えないで描かれたものとしてはもっとも進んでいる。これぞ感性で読むマンガ。「うるせえ」「はとビーム!!」「ブッ殺す」などなど、頭の悪い中学生のようで実はそのとおりでもある、名台詞の破壊力とともに、ハトよめのすばらしさについてはいくらでも語りたいが、百万言よりも一見が何よりも重要。未読の方はぜひ一読を。