帰国

チャイナタウン土産

 昨日ハワイから帰国しました。今回の渡航は成田空港初体験でもありました。


 ホノルルのダウンタウンの端に広がる古臭いチャイナタウン(百年前の建物がかなり残っていた)がレトロな猥雑さとでも呼ぶべき雰囲気で気に入った。孫文の碑とかはなかったけど、街中のパスポートセンターには江沢民のポスターが貼ってあった。マーケットが乱立していて肉魚野菜等々、生ものならなんでも売っていた。例えるなら沖縄の公設市場みたいなかんじ。豚の頭も足もショーケースにデンと鎮座していたし。
 海外に行くと現地の不味そうな食い物ばかり土産にもって帰ってくる友人がいるのだけど、今回はぼくも彼に倣ってチャイナタウンであやしげな缶詰を幾つか買ってきました。欲しい人がいたら差し上げますのでどうぞ連絡ください。大勢来るようなら京都時代によくやっていたように不味いもの大会をやりますのでその他のみなさまもぜひお気軽にどうぞ。




[気付いた点々点描]

・視界に入るあらゆる風景が輪郭がくっきりとしていてクリアに見える(日が強くて湿度が低いせいだろう)

・朝のホノルルには散歩人よりもランナーのほうが数が多い

・ホノルル近辺にはコンビニがほとんど見当たらない(郊外にセブンイレブンが一、二軒あっただけ)

マクドナルドは一軒しか見かけなかった(ケンタッキーも一軒だけ)

・ダイヤモンドヘッドはサクッと登れる(標高200mちょい)

・ワイキキの通りやビルやホテルの外観が"アニー・ホール"に出てくるサンフランシスコを髣髴とさせた。インテリジェンスビルらしき全面ガラス張りの建物はあまりなく、総じて80年代の映画に出てくる西海岸っぽい

真珠湾アリゾナ記念館では「撮影禁止」と書かれており、案内役のNAVYもその場で何度も注意しているのにも関わらず観光客はアメリカ人も中国人もみなパシャパシャ撮りまくっていた

・あちこちに公衆便所がある(チップも要らない)

・公共施設には大体飲用の冷水機が付いている

・水道水を飲んでも腹が痛くならなかった

・"The Bus"という名の市バスはどこまで乗っても一律2ドル。オアフ島を一周しても2ドル

・車両によっては窓から外が見えないくらいのボロのものもあるくせに殆どの車両に車椅子用の昇降機がついていて侮れない

・10ドル出すと一日乗り放題のパスが買える

・といっても、フリーパスがあることにあとから気付いて勿体無いので五度目のバスに乗らずに歩いて帰ろうとするとしんどい目に会う

・ワイキキは朝より昼のほうが、昼より夜のほうが人が多い(大道芸人もたくさんいてにぎやか。ホノルルは夜に戸外でドラムを叩いていてもいいらしい)

・シワクチャのお爺さんでも体重百キロ超ありそうな力士体型の人でも腕さえあればサーフィンはできるようだ(SLAMDUNKの安西先生みたいな人がスイスイ波乗りしてたのには仰天した)

・ウォールマートのような大型チェーンでも町の雑貨屋みたいな小さな店でも、スーパーマーケットならば野菜売り場はその位置が入り口付近ではなく店の奥のほうになる(日本と逆ですな)

・現地の人がよく食べているプレートランチ(一枚の皿におかずやらご飯やらをいろいろ載せたもの)の量がレギュラーサイズですでにすげえ量(カツならカツクラのロースかつサイズのものが二枚出てくる)で充分ありえないと思ってしまうが、それくらいで驚いてはいけない

・さらにありえないことに、隣のテーブルではさして太ってもない人がそのプレートを二、三枚頼んで一人でモグモグ食べている

・帰ってきてあらためて思うには日本の夏は湿度が高い(汗の量が相当異なる)