わけのわからない書きごとごと煮込んでシチューぐつぐつ死臭ぐんぐん
ほらほらこれがぼくの骨だ
見えるかい 泣き声が 骨の叫びが
こきりこきりと凍みていく
調べ物をしていて大学院の様子を撮影した動画を見ていたら、院生たちが自分たちのゼミについて語り合いながら自分たちの研究の話をしているところになって、涙がボロボロでてきてとまらなくなった。
われながらまずい状態だとおもった。ただ己のためだけに泣くときがもっとも激しいとはな。自分がこうもエゴイストだとはついぞ気付かなかった。直覚の聡明さは麻酔のように作用する。ゆっくりとしかし確実に支配する。なにがなんだかわからない力。
それにしても渇望がひど過ぎる。飢餓とはこういうことか。
ぎりぎりの千里眼 見えていたって閉じられなければ乾いてしまう
よくないよくないたいへんよくないかくにんげんもよむにんげんもたいへんよくないののしりさえもほめことばとなってしまうからよくないなにをいわれようともはなでせせらわらうだろうあいつははんせいなんてことばをおぼえたことがないかくしんにんげんああそれにしてもはらがへったのどがかわいたおまけになにをくってものんでもうまくないまずいまずいどうしようもないだれもかいけつできないいきるもしぬもおなじことくってもくってもそこからこぼれおちるいぶくろ