バイトの話

 どうも金霊さま*1に嫌われたようで(別に今までも好かれていたわけではないが)年金やら税金やらで金がどんどん飛んでいくので、塾講師のバイトでせっせと糊口をしのいでます。


 週一で中三生に文系科目を教えているのですが、生徒が一人なので実質、家庭教師みたいなもんです。10人以上入る教室で二人机をつき合わせて勉強しています。


 生徒くんはやる気は普通ですが、頭の回転がいいので指導はやりやすいです。今の中学生はみんな携帯を持ち歩いているもんらしいですね。ぼくのものは前の先生のものよりもデザインがよいと彼にはほめられました。


 昨日はジャンプで連載中の『ナルト』の話で盛り上がりました。大蛇丸が生きて延びていたということは二人とも予想していましたが、ああいう形だとは思ってもみなかったというのも両者同じでした。あとギロチンの話に彼は興味深深でした*2。なかなか先行き有望な生徒です。生徒と仲がよいのは精神構造が基本的に同レベルなせいだと思います。

*1:わからない方は水木大先生の本を読もう

*2:なぜこういう話になったのかというと、授業中に壁に備え付けの扇風機のカバーが外れて羽根がむき出しになり、ここに指を突っ込むと切れてしまうみたいな話になって、「首ならどうなる」と彼が聞くもんだから、ちょうど話をしていた公民でのフランス人権宣言と絡めて、当時使われていたギロチンではこんな羽根なんかよりもはるかに大きくて鋭い刃を使っていたけれど、人間の首は意外と丈夫で落とすのに失敗することも多かった、などとあさっての方向に話が展開されたからです