授業料や入学金の免除申請の書類をセコセコ書いてたら惨めな気分に落ち込んできてジワジワ泣けてきた。半額免除ですら通るかどうかもあやしいうえにくそ七面倒くさい。こんなことやらなくて済む人はいいよな。ああうらやましい。
紅衛兵やポル・ポトを支持して資産家や大学のインテリをつるし上げた人たちの気持ちの根っこはこういうところにも通じるのかな。だとしたらわからないでもないような・・・
しかしブルデューの『ディスタンクシオン』を読む人は階級闘争を唱える方向へと流れていくのが必然なように思えるがそうでもないんだろうか。「そういうもんだよね」と納得するのかな。それとも「自分には文化資本が足らないなぁ」としみじみ感じ、遅ればせながら教養を身につけようとしたりするんだろうか。
ディスタンクシオン <1> -社会的判断力批判 ブルデューライブラリー
- 作者: ピエール・ブルデュー,石井洋二郎
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